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栃木県透析医会ホームページ
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2024/01/02 00:11:28
奥田康輔
2024年1月1日午後4時10分、能登半島を中心に最大震度7の地震災害が発生しました。
現時点(1月2日午前0時)で、最低でも石川県では能登地区の6施設が透析不能となっており、360人が透析難民になるとのことです。

まずは石川県内で振り分けをしますが、すべては受け入れきれず、
さらには今後断水などで透析不能施設が増える可能性も懸念されており、
遠隔地へ搬送しての透析も検討され始めました。

まずは福井県や富山県などの近隣県が候補となると思いますが、
東京都や滋賀県など、さらに遠隔の地域でも入院透析の受け入れ患者数を集計し始めています。
栃木県でも県内の入院透析受け入れ可能ベッド数を調査させていただければと思います。

遠隔地で支援透析を行う場合、住居を準備する必要がありますが、それには数日を要するため、まずは、県内で透析患者が入院透析できるベッド数を集計して、すぐに被災県に提示することが助けになります。

これは、今後の首都直下型地震など、県境を跨いだ支援透析を行う際の訓練としても役立つ経験になると思います。

年始でお忙しい中大変恐縮ですが、災害時情報ネットワークに書き込みをお願いできれば幸いです。
特に入院透析施設のみなさまには、ご協力いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

栃木県透析医会 災害時情報ネットワーク担当 奥田康輔
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